プリモ動物病院練馬

練馬区石神井町1丁目28-7 PET-SPA CARE+CURE内

受付:9時~19時 年中無休 電話:03-6913-3361

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内視鏡検査・処置


内視鏡
 当院には動物用の内視鏡を備えています。人間の場合、胃カメラとしてよく知られている医療機器ですが、動物病院では犬や猫でたびたび発生する「異物の誤飲」(ぬいぐるみ・ボール類・固いガム・骨・石・ひも・裁縫針・靴下・タオル・プラスチック片・植物の種・竹串など)のケースで、消化管内の確認や異物摘出に使用します。
 また、胃や食道の組織を採取し病理組織検査を行うことや、粘膜表面を直接肉眼で確認することで下痢や嘔吐などの消化器疾患の診断を行います。

内視鏡の仕組み


 内視鏡とは、簡単に言ってしまうと先端にレンズのついた管を差し入れて体の中をモニターで観察し、場合によってはその場で処置・治療をする医療機器です。レンズのついた細い管のことをビデオスコープ、それがつながったテレビのような本体のことをビデオシステムと呼びます。ビデオスコープは、直径1センチ弱の柔らかい管で、その先端は手元の操作で上下左右に動くようになっています。

 ですから、消化管のような曲がりくねったところにもスムーズに入っていくことが出来るのです。さらに先端には、レンズを通じて画像をとらえるための超小型高性能カメラ(CCD)や、臓器内部の粘液や血液で先端レンズが汚れたときに水や空気を噴出して洗い流すノズル、鉗子などの器具を入れるための穴などがあります。

内視鏡で出来ること


○胃や腸の中の病変を直接見ることが出来ます。たとえば、レントゲンでは写らない胃の中の毛玉を見つけることが出来たり、炎症や出血をしている場所などを正しく診断する事が出来ます。

○組織の一部を摘み取って、その組織を検査することで、消化管内のできものがただのポリープなのか、悪性の腫瘍なのか診断する事が出来ます。

○犬や猫で内視鏡処置で最も多いのは消化管内の異物除去です。形状や大きさにもよりますが、内視鏡の先端に鉗子を取り付けて異物を摘出することができます。開腹手術と比べ動物の体への負担を最小限に抑えることができます。

こんな時、消化管内視鏡検査を行います


施術の様子
○慢性の嘔吐・下痢の場合
○血便、黒っぽい便、ゼリー状の便が続く場合
○吐出(食べたものをすぐに吐く)がみられる場合
○異物(おもちゃ等の消化されない物)を飲み込んでしまった場合

※内視鏡検査は全身麻酔下で実施します。

動物の内視鏡検査は事前に身体検査、血液検査、レントゲン検査等を行い動物の状態を把握してから全身麻酔で行います。内視鏡検査の前日夜21時以降はご飯やおやつは絶対に与えないでください。


処置例


異物 綿

胃内異物の摘出(異物:クッション内の綿)

犬(ラブラドールレトリーバー)

【臨床経過】
来院前日の夜、クッション内の綿を誤食。
その後、食欲低下と嘔吐、下痢が認められ来院。

【内視鏡処置】
内視鏡により胃内残留した多量の綿を確認し鉗子にて摘出。

【経過】
処置後、食欲は回復し、嘔吐、下痢も改善した。


異物 ふきん

胃内異物の摘出(異物:フキン)

犬(雑種)

【臨床経過】
ふきんを誤食し、その翌日から数日間続く頻回嘔吐を主訴に来院。

【内視鏡処置】
内視鏡により胃~十二指腸領域に異物を確認し鉗子にて摘出。

【経過】
異物摘出後、嘔吐は消失し経過良好。

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