よくある健康相談(犬・猫編)

よくある健康相談(犬・猫編)

お腹が張る

ご質問:「うちの仔猫は、お腹がずいぶん張っています。大丈夫でしょうか?」
「うちの老犬のお腹が、最近ずいぶんと膨らんできた。そんなに食べてないのに肥満かな??」

 ペットのお腹がぷっくりと膨れていたら、「フードの食べ過ぎ」や「太ってしまったのかなぁ」と安易に思い込まずに、重大な病気が隠れている可能性もありますのでご注意ください。


病気?肥満?

 太ってしまってお腹が膨れている場合は、お腹だけではなくて胸の周りなどにもお肉(脂肪)が付きます。(写真左) そして、食欲はとても旺盛で、下痢や発熱などの症状も見られません。また、仔猫仔犬では、食後にぽっこりとお腹が張るのはよく見かける光景です。つまり、食後でもないのにお腹が張っている場合には、病気を疑った方が良いでしょう。
 病気が原因でお腹が張っている場合の多くは、食欲が少し落ちていたり(もしくは全く食べない)、発熱や咳などの症状が一緒に見られます。そして、胸の周りなどは痩せていて肋骨が触れます。(写真右)


考えられる病気

 肥満以外でお腹が膨れる原因としては、
①お腹の中で出血している(血が溜まっている)
②お腹の中に水が溜まっている
③お腹の中に膿が溜まっている
④腫れている臓器がいる のいずれかが考えられます。

 犬で比較的多いのは、フィラリア症や心臓病で水が溜まる腹水症です。もしくはお腹の中に腫瘍が出来ていて、寝転がっていて何だか膨らんでいた、と飼い主様が気付く場合もあります。
また仔猫で多いのは、猫伝染性腹膜炎(FIP)というウィルス感染症です。この病気の時には食欲があまり落ちないこともありますので、仔猫のお腹には注目しておく必要があります。

 太ってきただけでしょ、という油断は禁物です。何故お腹が膨れているのかを確かめるには、超音波検査が非常に有効です。超音波検査を受ければ、お腹が膨れている原因が、水なのか?腫瘍なのか?他の原因なのか?をまず見極めることができます。膨れている原因が分かれば、そこから病気を特定することにつながります。

 ちょっと見ただけでは、病気なのか太ってしまっただけなのか、分からないことがあります。ペットの様子がいつもと違う感じがしたら、すぐに動物病院を受診しましょう!


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