診療案内

よくある健康相談(犬・猫編)

心臓病と診断されたら

ご質問:「うちの8歳のチワワが、心臓病って言われちゃった!どうすればいいの?」

 犬も中高齢になると、様々な病気が発覚します。特にチワワ、トイプードル、キャバリア、マルチーズなどの小型犬種は、7歳以上で心臓病を発症しやすい犬種と言われていますが、どの種類の心臓病であってもきちんと治療することにより、長い期間お付き合いして普通の生活を送ることが出来ます。
 一方で、定期的な検査やお薬を飲むことをやめてしまうと、非常に苦しい症状を示し生活することが困難となってしまいます。

ここでは、心臓病を発見する検査について説明いたします。


STEP1 聴診
 ワクチン接種の時に動物病院に行くと、獣医師が必ず聴診器を胸にあてて聴診していますね。この聴診器は古典的でありながらも、かなり優れた心臓病発見のための道具なのです。 この聴診によって「雑音」が聴こえた時、獣医師は飼い主様に「この子は心臓が悪いですね」「心臓病がありますよ」と言います。

STEP 2 レントゲン検査
 動物の肺の状態、心臓の大きさ、血管の太さ(血流が滞っていないか)を確認するための検査です。麻酔も不要で、ほとんどの動物たちが大人しく撮影させてくれます。放射線の被曝線量を気にする飼い主様もいらっしゃいますが、検査のためのレントゲン撮影であれば健康被害を及ぼすレベルではないため、動物の負担も少なく多くの情報が得られる検査です。

STEP 3 心臓の超音波検査
 「聴診によって雑音が聴こえる=心臓に異常がある」と言えますが、その異常が心臓のどの部分の問題なのかが分からなければ、病名も治療法も決めることが出来ません。その心臓病の種類と治療法を特定するために欠かせない検査が心臓の超音波検査です。

 心臓の動きだけでなく、心臓内部で血液がきちんと正しい方向に流れているのかどうかや、血液の速度などを測定することで、より詳しく心臓の機能を調べることができます。この検査の結果によって、薬の飲む量を調節したり、種類を増やしたり減らしたりします。この検査も麻酔が不要で、痛みや動物の負担もなく、とても多くの情報が得られる検査です。

STEP 4 心電図検査
 STEP1~3の検査では、心臓を映像としてとらえることで、どこに構造的な異常が出ているのかを見ていました。STEP 4の心電図検査では、心臓を動かしている電気信号(神経の働き)が正常かどうかを見ることができます。
 この心臓での電気信号を見ることで、心臓のどの部分に負担がかかっていて、不整脈があるのかどうか、心臓が疲れてきていないか、を詳しく知ることができます。この検査も他の検査同様で、麻酔が不要で、多くの動物たちは大人しく受けてくれます。

心臓病の検査

 以上のような検査の結果から、心臓の負担を減らすための治療薬を選んで使っていきます。大切なことは、心臓病は必要な薬を必要なだけ飲ませてあげれば、動物たちの苦しみを取り除き、心臓の負担を少なくして、心臓病の悪化進行を遅らせることが出来る、ということです。
 「心臓病がある」と言われたら、「中高齢で心臓が心配だ」と思ったら、早めに動物病院を受診して検査を受けることをお勧めします。


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