整形外科・特殊外科

整形外科・特殊外科

整形外科担当獣医師(非常勤)
伏見 寿彦
北里大学獣医畜産学部獣医学科卒業
【所属 】栃木県獣医師会・獣医麻酔外科学会
【学会発表】
・論文掲載 獣医麻酔外科学雑誌44(3,4):37-42, 2013 Clamp and Rod Internal Fixation(CRIF)を用いて整復した大腿骨骨折の6例
・口頭発表 2015年獣医麻酔外科学会 浅趾屈筋腱脱臼の病態に対する検討

<膝蓋骨内方脱臼>

 犬の膝蓋骨脱臼とは、膝蓋骨(しつがいこつ:ひざの関節のお皿)が、大腿骨(太ももの骨)の正面から内側に脱臼してしまう状態を言います。病状の程度により様々な症状が見られ、初期は無症状でも、進行すると足を上げて歩く(スキップのように歩く)ことが多くなります。

 この病気はトイプードル・チワワ・ヨークシャテリアなどのトイ犬種に多く、重症な子は生後まもなくから症状がみられます。このような場合には、早期に手術をしなければ骨格の変形などが起こり、将来的に痛みを感じるようになってしまいます。しかし成長期に手術をすることにより、骨格の変形などを軽くできる可能性があります。

 膝蓋骨内方脱臼の犬の全てが手術を必要とするわけではありませんが、手術が必要なのかどうかの診断や、実際に手術をする場合には、専門的知識と多くの経験を持っていなければ不可能です。
当院では、その子の年齢や症状、脱臼の程度、生活環境などと共に、飼い主様の意向も考慮しながら、内科療法または外科療法を選択します。そして外科療法においては様々な手術手技から、より最適な手法で治療を行っておりますので、ご相談下さい。

<前十字靭帯断裂>

 前十字靭帯は、膝を構成する非常に大切な靭帯の一つです。その靭帯は、激しく膝を捻ったり、膝を伸ばすような方向で非常に強い力がかかることによって損傷・断裂することがあります。

 多くの場合は、交通事故などで外から急激な圧力がかかったり、フリスビー競技などで激しいダッシュを繰り返すことで発症するケースが多いようです 。また、ニューファンドランド、ラブラドールレトリーバー、ロットワイラーなどの品種は他の犬種よりも発生率が高いといわれていますが、日本国内ではヨークシャテリア、トイ・プードル、チワワといった小型犬が中~高齢になった時に多く発生しています。

 前十時靭帯が断裂した場合、その足に体重をかけることができず、足先をつけるだけか挙上したまま3本足で歩くような状態になります。この時、非常に高い確率で半月板損傷も併発しています。
前十字靱帯断裂の外科的治療には様々な手技がありますが、当院では「isometric point」を意識したLateral femorotibial suture(LFS)法もしくはLFS変法(Tight Rope法)にて前十字靭帯の手術を行っております。
また最近では、大型犬に対し脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO)といった新しいコンセプトの手術が行われるようになってきています。当院では、その子の体格、年齢、犬種、状態などの全てを考慮し、手術方法を選択しておりますのでご相談下さい。

<レッグ・カルベ・ぺルテス(大腿骨頭壊死症)>

 成長期に発症する遺伝病で、ヨークシャテリア・ポメラニアン・トイプードルなどの小型犬に多く認められ、股関節を形成する大腿骨(太ももの骨)の骨頭(付け根)への血液供給が不足し、骨頭が壊死してしまう病気です。

 重症の場合には、非常に強い痛みを伴い、足を地面に着くことができなくなります。ただし、初期はなかなか症状を示さず、見逃されやすい疾患の1つです。

 残念ながら、レグ・カルベ・ペルテスが発症してしまうと、完治させることは出来ません。しかし壊死した骨頭を取り除くことにより、強い痛みはなくなり、日常生活には問題ない程度の歩行や運動、散歩が出来るまでに回復させることができます。ただし、早期発見・早期治療を怠ると、痛くて使わなかった足の筋肉が萎縮をしてしまい、手術をしても回復までに長期間のリハビリが必要になることがあります。

 レッグ・カルベ・ペルテス病では、抗炎症薬で管理ができない場合には骨頭切除術もしくは人工関節置換術が適応となるが、後者は現段階では合併症も多いため、骨頭切除術を実施することが多いです。

<骨折>

 犬や猫の骨折の場合、人間のように安静にしておくことが難しいのが現実です。そのため、ギプスや副木による外固定だけでは骨が変形して固まったり、一生涯癒合しない場合があります。

 特に小型犬によくある骨折の1つ「橈尺骨骨折(前足の骨折)」は、的確な手術で強固な安定化をはからないと、骨が癒合しないケースも多く、特に注意しなければならない骨折の1つです。

 骨折の整復には、特殊な器具と精度の高いインプラント、熟練した手術者が必要となります。当院では、年齢や骨折部位、骨折の種類に応じて最適な方法で治療を行います。

整形外科・特殊外科(予約制)

整形外科担当獣医師(非常勤)
伏見 寿彦

当院では、犬や猫の骨折・靭帯損傷・関節疾患など、特殊な技術と機材が 必要となる治療についても力を入れて診療を行っています。セカンドオピニオンも 受け付けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

【膝蓋骨脱臼】

犬の膝蓋骨脱臼とは、膝蓋骨(しつがいこつ:ひざの関節のお皿)が、大腿骨(太ももの骨)の正面から内側に脱臼してしまう状態を言います。病状の程度により様々な症状が見られ、初期は無症状でも、進行すると足を上げて歩く(スキップのように歩く)ことが多くなります。
この病気はトイプードル・チワワ・ヨークシャテリアなどのトイ犬種に多く、重症な子は生後まもなくから症状がみられます。このような場合には、早期に手術をしなければ骨格の変形などが起こり、将来的に痛みを感じるようになってしまいます。しかし成長期に手術をすることにより、骨格の変形などを軽くできる可能性があります。

膝蓋骨内方脱臼の犬の全てが手術を必要とするわけではありませんが、手術が必要なのかどうかの診断や、実際に手術をする場合には、専門的知識と多くの経験を持っていなければ不可能です。
当院では、その子の年齢や症状、脱臼の程度、生活環境などと共に、飼い主様の意向も考慮しながら、内科療法または外科療法を選択します。そして外科療法においては様々な手術手技から、より最適な手法で治療を行っておりますので、ご相談下さい。

年中無休 午前診療/9:00~12:00 午後診療/13:00~19:00
Tel.03-6913-3361 メールでのお問合せ
プリモ動物病院 練馬 案内図
ページトップへ